内科医ゆらの育児ブログ

育児や知育に役立つ情報をつぶやきます

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健康

誰でもできる食中毒の予防法3選

これから暑い季節になってくると食中毒が増えてきます。 食中毒というとレストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生する危険が多く潜んでいます。 家庭における食中毒は症状が軽かったり、家族のうち…

肥満は病気? 肥満症のガイドラインを読んでみた

ダイエットをしていてもなかなか体重が思うように痩せなくて悩んでいる方は多いと思います。 最近はオルリスタットという市販の内臓脂肪減少薬が発売されたことでも話題になっています。 yurayurayura1.hatenablog.com 今回は肥満症といういわゆる病的な肥満…

子供の適切な睡眠時間は?【睡眠のガイドラインを読んでみた】

以前から子供は何時間寝るのがいいのか疑問に思っていました。 我が家では3歳と6ヶ月の子供が夜9時には眠れるように、8時半過ぎくらいに寝室に移動して寝かしつけを行っています。 夜10時過ぎに寝ていることも多かったですが、朝になかなか起きられず保育園…

内科医ゆらの口腔ケア

今回は子供ではなく、私自身の口の中のケアについて紹介します。 内科医をしていると虫歯が原因で肺炎になったり、心臓の病気になったりという方をよくみます。 また最近では虫歯が糖尿病などの生活習慣病のリスクにもなるということも分かってきました。 も…

【医者になってやめたこと3選】

今回の内容は雑記的なものになります。 自分が医者になってからものの見方が変わったと感じることはよくあります。 今回はそんな中でも完全な独断と偏見ではありますが、「これは止めよう」と思ったことをお話しします。 繰り返しますが個人的な意見なので興…

子供の血液型 知らなくても大丈夫!

今まで子供は全員産まれたら血液型を調べるものだと思っていましたが、自分の子供が生まれた時に最近では特別な理由がなければ出産時に血液型は調べないということを知りました。 私も年に数回は「血液型を調べたい」、「自分の血液型を知らないけど大丈夫?…

子供のアトピー ステロイドはやめた方がいい?

アトピー性皮膚炎やいわゆる湿疹の治療薬として重要な薬の一つにステロイド外用薬があります。 しかし「ステロイドは副作用が危険」「ステロイドを使用しないでアトピーが治った」といった情報をみるとステロイドを使用したくないと考える方もいるかもしれま…

お酒の適量は? 飲酒のガイドラインを読んでみた

お酒の飲み過ぎは良くないとは分かっていても、つい勢いで飲み過ぎてしまうということは多くの方が経験しているのではないでしょうか。 お酒を定期的に飲まれていても「お酒を飲み過ぎるとどうなる?」「どれくらいまでなら飲んだら良い?」などを意識してい…

子供のスキンケア アトピーのお子様は要注意

冬は乾燥、夏は汗などが悪化の原因となるため、お子供の皮膚トラブルは年中起こります。 アトピー性皮膚炎は2歳くらいの乳児から学童のお子様に多く、年齢を重ねると徐々に減ってくるといわれています。 子供のスキンケアについて今ではインターネット等でも…

このボツボツ 帯状疱疹?

以前帯状疱疹のワクチンについてお話ししました。 yurayurayura1.hatenablog.com 帯状疱疹のワクチンが広まっていることもあり、帯状疱疹かどうか知りたいと来院される方が増えています。 この記事では帯状疱疹の初期症状や治療等についてまとめます。 神経…

ロキソニンを定期的に飲んでいませんか?

頭痛や腰痛、生理痛などロキソニンを定期的に飲まれている方も多いかと思います。 確かに市販でも買える痛み止めとしてはかなり効果が高く、服用してから30分程度で効果が得られるため使いやすい薬ではあります。 しかしロキソニンを含むNSAIDsという薬剤に…

デスクワークの方は要注意 後頭神経痛とは

最近デスクワークの方を中心に後頭神経痛の方が増えている印象です。 後頭神経痛とは名前の通り頭の後ろ側に起こる神経痛であり、デスクワークで同じ姿勢をとり続けることが多い方は特に要注意です。 この記事では後頭神経痛の特徴や治療について簡単にまと…

子供も貧血になる?

お子様に貧血というとあまり馴染みがないかもしれませんが、生まれたての赤ちゃんから思春期まで貧血のお子様はいらっしゃいます。 貧血の原因には多くの病気がありますが、いわゆる鉄分の不足による鉄欠乏性貧血が最も多いです。 鉄欠乏性貧血は鉄分の摂取…

胃酸が上がってくることはありませんか?

胃酸が上がってくる感じがある、胸焼けがするという症状はありませんか? 多少であれば誰しも食べすぎた後などには感じることがあると思いますが、症状を繰り返す場合には逆流性食道炎の症状かもしれません。 逆流性食道炎は放置してしまうと食道癌のリスク…

血圧の薬はいつ飲むのが良い?

1日1回の血圧の薬はいつ飲んだらいいの?という質問をよく聞きます。 色々な意見があると思いますが、最近の研究結果を踏まえ個人的な意見をお伝えします。 (医療関係者向けかもしれません) 結論としては 血圧を下げる薬の効果は就寝前が一番効果が高そう…

健康食品やサプリメントによる健康被害

小林製薬の紅麹を接種後に死亡者がでたことで、健康食品・サプリメントを定期的に摂取されている方は不安に感じているかもしれません。 もちろん全ての健康食品やサプリメントが有害というわけではないですが、安全性に対する評価が十分でないサプリメントに…

「人食いバクテリア」劇症型溶血性レンサ球菌感染症が急増しています

「人食いバクテリア」劇症型溶血性レンサ球菌感染症が日本で急増中です 先日サッカーワールドカップの予選が北朝鮮で行われる予定でしたが急遽中止となった原因も、日本でこの病気が流行しているからとも言われています 今回はこの病気について分かりやすく…

帯状疱疹ワクチンについて

高齢化に伴い帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛(帯状疱疹の後に長い間痛みが残るもの) でお困りの方が急増しています。 そんな中、全国各地の自治体では50歳以上の方に対して帯状疱疹ワクチンに対する助成金も始まっています。 この記事ではそんな帯状疱疹や予防…

アレルギー検査は必要?

まだまだ花粉症シーズン真っ只中です。 今年の東京都でのスギ花粉はピークを超え終盤となっており(残りの花粉は3割程度)、 ヒノキ花粉は4月上旬から中旬にピークになるようです。 この時期によくある質問の1つに、 「アレルギーの検査は必要ですか?」 とい…

子供にスマホは危険?

電子機器の過度な使用は、 子供の成長発達に悪影響があるといわれています。 具体的にどのくらいまで使用しても良いのか調べてみると、 子供の成長に関するWHOのガイドラインでは 2歳未満 Screen timeは推奨されない2歳〜4歳 Screen timeは1日1時間未満 とさ…

コロナの新薬 飲んだ方がいいの?

はじめに 新型コロナウイルス感染症は重症化が減っており、 若年者での重症化率は季節性インフルエンザと同様とも言われています。 また重症化率が下がった今でも全国で感染者が多く出ています。 そんな中2022年11月から重症化リスクがない方でも使用ができ…

子供の花粉症にも適応あり!花粉症の新治療 舌下免疫療法

花粉症の低年齢化が進んでいます 花粉症は低年齢化しており、最近では花粉症のお子様も多いです。 大人と同様にくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみといった症状がでてきます。 この記事ではお子様にも使える ・自宅でできる花粉症対策 ・花粉症の初期療法…

慢性便秘症 たかが便秘、されど便秘

トイレに行ってもスッキリしない、 お腹が張っている気がするなどは誰しも経験があることではないでしょうか。 お子様から高齢者まで便秘でお悩みの方は増えています。 慢性的な便秘な原因として多いのは 食物繊維摂取量の不足、水分摂取不足、ストレス、 加…

麻疹(はしか)が流行しています

麻疹が国内で流行しているとニュースになっています 特に小さいお子様がいる方や妊婦の方などは特に心配になるでしょう この記事では麻疹の症状や治療、知っておきたいことをまとめたいと思います コロナで人の行き来が減ったことで 2020年以降は年間で数人…

子供を叱ることは難しい

今週のお題「卒業したいもの」 我が子は3歳になりましたがまだイヤイヤ期真っ只中 そんな中、子供を叱ることは難しいということを日々感じています ご飯の食べるの嫌だ、トイレ行くの嫌だ、まだ遊びたい・・・etc まだ時間に余裕があるときには良いのですが …

子供といちご狩り

先日子供を連れていちご狩りに行ってきました。 品種によっても違いますが、いちごが1番美味しい時期は1-2月だそうです。少し遅めではありましたが休日ということあり、いちご狩りの受付には常に受付待ちの列ができていました。 春らしく暖かい気候の中、車…

子供の便秘について

便秘は大人だけでなく子供にもよくみられます。 一般的には排便回数が少ない(週2回以下)、排便痛、排便時の出血、腹痛、腹部膨満感などの症状があると便秘と考えられます。 子供の場合は大人と違い、便秘の原因となる大きな病気が隠れていることは稀で、…

子供の鼻水について

保育園や幼稚園に通い始めるお子様は熱や鼻水などが出てきてしまい、苦労して保育園に預けてもすぐにお迎えになってしまうということも多いかと思います。 私の子供も今でもよく熱を出してしまい、やむを得ず仕事を中断して迎えに行くこと多々あります。 幼…

花粉症による目のかゆみ

花粉症の時期には目のかゆみがひどい方や、目をかいてしまい腫れてしまったという方もいらっしゃると思います。 目は常に外気に触れていますので、花粉症の症状が鋭敏に出やすいです。 簡単にできる目のかゆみの対策としては外出から帰ったら花粉を落とす、…

梅の花

今週のお題「小さい春みつけた」 近所の梅の花が咲き始めました 楊貴妃という梅の種類のようです、毎年名前の通りきれいな花が咲きます 咲き始めた直後に雪が降り今は寒そうです 雪解けまではもう少しでしょうか 少しずつ春の訪れを感じます