はじめに
若年者での重症化率は季節性インフルエンザと同様とも言われています。
また重症化率が下がった今でも全国で感染者が多く出ています。
そんな中2022年11月から重症化リスクがない方でも使用ができる、
ゾコーバ(エンシトレルビルフマル酸)が承認されました。
今回はゾコーバについて気になる疑問をまとめました。
・ゾコーバ錠はどんな薬?
・ゾコーバ錠はどのぐらい効果があるか
・ゾコーバ錠の内服方法
・ゾコーバ錠の自己負担額
・ゾコーバ錠の副作用について
・まとめ 薬を飲んだ方がいいの?(個人的な意見です)
ゾコーバ錠はどんな薬?
新型コロナウイルスは感染すると細胞内に侵入し、ウイルスそのもののRNAをコピーして増えていきますが、ゾコーバはコピーの準備段階で働く酵素を機能しなくすることでウイルスの増殖を抑える薬です。
ゾコーバは軽症の段階から服用できる新型コロナウイルスの飲み薬で、重症化するリスクが高い患者を対象にしていたこれまでの薬と違い、重症化リスクの低い患者でも服用できるのが特長です。
・ゾコーバ錠はどのぐらい効果があるか
効果は発熱などの症状が改善するまでの期間が1日早まるとされています。
またいわゆるコロナの後遺症と言われる、咳や喉の痛み、倦怠感、味覚異常など14症状のいずれかの持続を認める患者の割合を半減させることができると言われています。
・ゾコーバ錠の内服方法
症状が出てから72時間以内に内服することで効果が得られます。
内服は5日間続ける必要があり、1日目1回3錠、2−5日は1回1錠です。
・ゾコーバ錠の自己負担額
以前は公費での治療でしたが、現在は一部自己負担となります。
1割負担で 3,000円
2割負担で 6,000円
3割負担で 9,000円
となります。
・ゾコーバ錠の副作用について
悪心、嘔吐、下痢、腹部不快感、 頭痛などがあります。
また重篤なアレルギーであるアナフィラキシーは極めて稀のようです。
・まとめ
上記情報を見て皆様は内服を希望されるでしょうか。
重症化リスクが少ない今、なかなか内服するかどうかは悩ましいと思います。
ゾコーバ錠に重症化予防の効果はないため、飲む目的としては
・早く治したい
・後遺症のリスクを少しでも減らしたい
の2点となります。
個人的には薬剤の値段やまだ承認されて間もないことを考えると、
自分だったら飲まずに治したいかなと思います。
#新型コロナ #ゾコーバ #健康