内科医ゆらの育児ブログ

育児や知育に役立つ情報をつぶやきます

MENU

内科医ゆらの口腔ケア

今回は子供ではなく、私自身の口の中のケアについて紹介します。

内科医をしていると虫歯が原因で肺炎になったり、心臓の病気になったりという方をよくみます。

また最近では虫歯が糖尿病などの生活習慣病のリスクにもなるということも分かってきました。

もちろん歯を失ったり歯周病になってしまうとそれだけで生活に影響ができてしまいますが、それだけでなく歯の健康は全身の健康にも関連するということです。

最近は患者さんに口腔ケアを勧めることもあり、自分自身の口腔ケアにも力を入れています。

今回は内科医の私が実践している口の中のケア方法を紹介します。

かかりつけの歯科の先生に教えていただいた内容が多いですが、自分の解釈で間違っていることもあるかもしれません。

そういったことがあれば是非コメント欄で教えてください。

使っているのはこれ

舌ブラシ

虫歯の原因ともなる舌の溝に溜まった舌苔をとることができます。

どこまで効果があるか分かりませんが、コーヒーを飲んだ後ではかなり茶色くなります。

クリニカ フッ素メディカルコート

歯磨きの後のうがい薬ではフッ化物が入っているこの商品を使用しています。

以前何かの記事で「虫歯予防にエビデンスがあるのは歯磨きよりもフッ化物の塗布」というようなものを見てから、1日1回はこれを使っています。

 

普通の歯ブラシ

以前はフィリップスの電動歯ブラシを使用していましたが、電動歯ブラシで虫歯が減るというエビデンスがないことを聞いてから普通の歯ブラシにしています。

歯磨き粉 1450ppmのフッ化物配合 

今まで日本ではフッ化物濃度が1000ppmのものまでしか販売できませんでしたが、2017年から1500ppmまでの製品も販売可能となっています。

これは国際基準で上限とされているフッ化物濃度と同様であり、より虫歯予防効果が高くなるといわれています。

歯間ブラシ

歯間ブラシはいろいろ試してみましたが、自分に合っているのは以下の2つでした。

フロスタイプと下の細い歯間に差し込むタイプの組み合わせることで、歯間をくまなく磨くことができます。

できるだけ間食をしない

食事をすると口の中が酸性に傾き歯の成分が溶けていきますが唾液がその修復を行います。

だらだらと間食をしてしまうと唾液の修復が間に合わなくなってしまい虫歯の原因となります。

そのため間食はできるだけしない、また間食をする時はまとまった時間でするようにしています。

食後は間食後でもすぐに歯磨き

間食はできるだけ避けますが、間食をしてしまった後には必ず歯磨きをするようにしています。

外出先などでどうしても難しい場合には口をゆすぐだけでもするように心がけています。

歯間ブラシをしてから歯ブラシを

以前は私も勘違いをしていましたが、歯間ブラシをしてから歯ブラシを行った方が歯垢除去率が上がるようです。

コーヒーや炭酸はだらだら飲まない

私は普段からコーヒーを愛用しているので、時間がある休日などは特に子供の面倒を見ながらなどダラダラとコーヒーを飲むことが多かったです。

しかしコーヒーや炭酸などが長時間口の中にとどまってしまうと、歯を溶かすリスクになるようです。

最近はできるだけコーヒーや炭酸などの酸味のあるものを口にする時は、ダラダラと飲んだり食べたりしないようにしています。

最低1年に1回は必ず歯科受診をしてクリーニングを

自分の歯ブラシだけでは完全に歯垢を除去することができないので、定期的に歯科でのクリーニングが望ましいといわれてます。

私も最低1年に1回は必ず歯医者さんを受診するようにしています。

まとめ

以前は虫歯の治療でよく歯医者に通院していましたが、上記のようなことを気をつけ始めてからはめっきり虫歯になることは無くなりました。

私は歯の専門家ではないので参考程度にしていただければと思います。