先日から7ヶ月になる息子が初めて熱を出しました。
熱が下がってきたあたりで、顔や体にうっすらと発疹が出てきているので突発性発疹と思っています。
突発性発疹は生後6ヶ月から2歳くらいまでの子供がよくかかる病気で、子供の初めての発熱の原因になることも多いです。
私の娘も1歳になる頃に初めて熱を出しましたが、突発性発疹が原因でした。
今回は突発性発疹で知っておきたいことを簡単にまとめてみます。
突発性発疹の原因
原因となるウイルスが2種類あるので、子供によっては2回かかることもあります。
突発性発疹の症状
突発性発疹の症状の特徴は突然高熱が出て、熱が下がった頃に発疹が出てくることです。
典型的に熱は大体3-4日程度続いた後に下がり、その後に出てくる発疹も数日で良くなってきます。
高熱時には熱性けいれんを起こす子供もいます。
突発性発疹の治療
突発性発疹の原因となるヘルペスウイルスに対する薬はないので、経過観察と対症療法で様子を見ることになります。
突発性発疹と診断されたら注意すること
高熱が数日続くので十分に水分をとらせることが大事です。
水分補給の量はおしっこの回数や量が少なくなっていないか、色が濃くなっていないかを目安にするとよいです。
こんな時には早めに再診を
- 発熱が5日以上続いている
- 元気がなく食事やミルクがほとんどとれない
- けいれんを起こした時
- おしっこが12時間以上でていない時
上記のような症状があれば、早めの再診が必要です。
幼稚園や保育園は行っていい?
突発性発疹では熱が下がっており食事が普段通り取れていれば登園可能です。
皮疹のボツボツは残っていても登園できます。
大人にうつることもある?
突発性発疹は2歳以下でほとんど全員の子供かかり、免疫は生涯続くといわれています。
そのため子供のウイルスが大人にうつる心配はありません。
まとめ
突発性発疹を含めて特に子供の初めての発熱では、慌ててしまったり対応に困ってしまうことも多いと思います。
夜間や休日にはこども医療電話相談というものがあり、全国同じで#8000に電話をかけると医師や看護師によるアドバイスを受けられます。
下記サイトに詳細があるので、お子様がいる方はぜひチェックしてみてください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html