内科医ゆらの育児ブログ

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子供の急病に!【上手な受診の方法】

子供は普段元気でも急に熱を出したり、吐いたりしてしまうことが多いです。

特に夜間などで急に病院などを受診をする時には、何を持っていけば良いか慌ててしまうことがあるかと思います。

今回はそんな時のために、お子様が受診する際に準備しておくことや注意が必要な情報をまとめます。

必要な情報を医師に正しく伝えることが、小児科の診察では特に大切になります。

お子様がいらっしゃる方はぜひ参考にしてみてください。

子供が受診の際に持っていくもの

母子手帳

母子手帳には出産や成長に関する情報ワクチン接種歴などの情報が凝縮されており、診察の際には必ず持っていく必要があります。

保険証

多くの場合医療保険証を忘れてしまうと医療費を全額窓口で支払う必要があります。

後日保険証を医療機関に再度持っていっていけば差額を返金してもらえますが、余計な手間がかかってしまいます。

医療証

子供の医療費は市町村によって補助が行われており、市町村によって医療費が減額されたり無料になったりする場合があります。

これも保険証と同様に忘れてしまった場合には医療機関で一度支払った後に、後日役場の窓口で返金の手続きが必要になります。

診察券(あれば)

かかりつけ医であれば持っていくようにしましょう。

忘れてしまっても診察には問題ありませんが、本人確認の手間や次回診察の案内などわかりづらくなってしまいます。

お薬手帳

受診の際に忘れがちなのがこのお薬手帳です。

薬の飲み合わせや重複を避けるためにとても大事なものです。

薬のアレルギーなどが記載してあることもあるので、忘れずに持っていくようにしましょう。

子供の受診の際に気をつけたいこと

子供の様子を一番よく知っている人が連れていく

子供の様子をあまりよく知らないご家族の方と受診すると、必要な情報がうまく得られないことがあります。

仕事や家族の都合などでどうしても普段よくみている人が受診できない時には、受診の付き添いの人に病気の経過や心配な点などを書いたメモなどを渡しておくと良いと思います。

気になる症状についてまとめておく

診察の限られた時間の中で、子供の症状や経過を伝えるのは簡単ではありません。

受診するまでに時間がある時には特に、気になる症状や聞いておきたいことをまとめておくと診察後に「聞いておけばよかった」ということを防ぐことができます。

また経過が長い場合にはいつから症状があるのかを確認しておくと良いです。

他にも熱が出ている場合には毎日の体温を記録した紙などがあるとわかりやすいです。

咳や発疹、痙攣などの診察時に確認できない可能性のある症状は、スマホで動画撮影しておくと症状を伝えやすいです。

今までかかった病気についてまとめておく

今までに受診した病気や薬や食べ物のアレルギーなどは多くの場合で確認されると思います。

一度まとめておけば受診の際に毎回役立つと思います。

哺乳瓶・おむつ・着替え・おもちゃ

診察の待ち時間が長くなってしまうと特に、色々と必要なものが出てきます。

普段から使っているおもちゃなどがあると、待合でのストレスをかなり軽減できます。

まとめ

子供の受診の際に知っておきたいことをまとめてみました。

子供の急な発熱や体調不良などは誰にも予測できないので、万が一の時のために準備をしておくと慌てずに受診することができます。

ぜひ参考にしてみてください。

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