ようやく暖かくなってきて散歩に出かけたくなる陽気の日が増えてきました。
子供ができるまでは散歩はそこまで好んでしていなかったのですが、最近は子供の運動にもなるため頻繁に散歩に出かけるようになりました。
子供と散策していると今までは見向きもしなかった道端の野草でも、その魅力に気付かされます。
絵本や図鑑で見たものを散歩しながら見つけるのは大人になっても楽しいです。
先日散歩をしていて見つけた野草を紹介します。
つくし
以前にこの記事でも紹介した14匹のピクニックに出てくるので、見つけるたびに子供がはしゃいでいます。
絵本の中ではねずみたちがピクニックをする中で
「みんな ならんで、つくしんぼのみち、タッタッ」
というシーンがあります。
子供に何度も読んであげているうちに自分もセリフを覚えてしまい、つくしを見かけるとタッタッと軽やかな気分になります。
ハナニラ
もともとは南アメリカの花で名前の通り葉っぱがニラに似ており、匂いもニラのようです。
雑草とは思えないような綺麗な花を咲かせており、道端の隅に咲いているのがもったいないと感じてしまいます。
ほとけのざ
春の七草のひとつであるホトケノザはこの花だと長年思い込んでいました。
子供に教えるために調べている中で、春の七草のホトケノザは小さな黄色い花を咲かせるコオニタビラコというキク科の植物だということを知りました。
自然の中で子供と一緒に勉強することは子供に覚えてもらうだけでなく、自分の知識の幅も広げてくれるので一石二鳥です。
いつかは子供が自分で覚えた花の名前など教えてもらえるようになるといいなと感じています。
なずな
生薬として止血や健胃という効能があります。
一度は道端のナズナをとって食べてみたいですが勇気がなくて毎回諦めています。
カキドオシ
茎が伸びて垣根を通り抜けるほど長くなることから「垣通し」という名前の由来になっています。
「連銭草」という生薬としても使用され腎臓病や糖尿病、腎臓結石、膀胱結石などの効能があります。
3歳から自分で読める「しょくぶつずかん」
子供が2歳の時からこの本を使って花の名前を教えています。
最初はあまり興味がなさそうでしたが、3歳になってから徐々に花壇や道端の花などに関心を持つようになりました。
この本はひらがなで書かれており、3歳の子でもある程度は自分で読んで楽しむことができるのでお勧めです。
道端に生えている野草でも調べてみると食用であったり生薬として使われていたりと、様々な一面があることがわかりとても面白いです。
皆さんも散歩される際には野草にも目を向けてみてはいかがでしょうか。